山梨県上野原市の秋山地区に伝わる「無生野の大念仏(むしょうののだいねんぶつ)」を含む全国41の踊りが「風流踊(ふりゅうおどり)」としてユネスコの無形文化遺産に登録される見通しとなりました。
上野原市秋山地区に伝わる「無生野の大念仏」は鎌倉時代に始まったとされる先祖の供養などを祈る踊りです。

白装束をまとった踊り手が念仏を唱えながら刀などを振りかざし病人に扮した人を飛び越えて病魔を退散させます。


国は2021年3月、「無生野の大念仏」を含む死者の供養や豊作、雨ごいなどを祈る全国41の踊りを「風流踊」として無形文化遺産への登録をユネスコに提案していました。

そして日本時間の11月1日、ユネスコの評価機関がこれらの「風流踊」を登録するよう勧告しました。

評価機関の勧告を受けて11月28日から12月3日に行われる審議で最終決定され、正式にユネスコ無形文化遺産に登録される見通しです。







