2年かけて完成した紙芝居は平和を願う思いで締めくくられています。
『過去の悲しい出来事は決して心から消えることはないのです。せめてこの先、戦争のない平和なときが流れていくようにと願うばかりです』

日章旗の調査をきっかけに戦死した人の物語をまとめたことで高校生が感じたこととは…
美術部の生徒:
「これから戦争がおこらないように平和な世界を願って、この絵が何か伝えたり残したりすることができたらいいと思う」
放送部の生徒:
「これまで自分以外のことと思っていたが、(戦争を)もっと身近なものと捉えることができた。戦争を知らない若者ではあるが、後世にその苦しみや反省をもっと伝えていきたいと思うようになった」
都留高校は今後も戦争を風化させない取り組みを続けていきます。
今後は、この紙芝居を大月市内の図書館に置くなど、多くの人に読んでもらえるようにしていきたいということです。