入所期間は最大で6か月。短期間で社会での自立を目指します。

佐藤さん(仮称):
「重機オペとかそれがなければ調理関係。ドクターストップがかかっているので重労働は控えてくださいと(言われている)」
山田保 補導主任:
「力仕事はだめということですね?」
最も大切なのは就労支援です。
施設の担当者は希望する業務などを聞き取って、ハローワークや犯罪歴がある人も受け入れる協力雇用主に相談しながら就職活動を進めます。
山田保 補導主任:
「これは本当にケースバイケースで、決まる人は決まる、決まらない人は決まらない。採用が決まっても、いざとなるとドタキャンでそこにいかない。なかなかその人の真意がつかめないというか、ここに入る人もいろいろな思い、いろいろな過去を抱えて来ていますので、そういうところが難しい」
提示できる求人は平均4件から5件。働きながら資金を蓄えて自立するための道筋をたてるのです。
一方、入所者にはお金があっても盗みに手を染める人もいます。