山梨県が検討を進める富士山登山鉄道構想に反対する団体のフォーラムが、31日夜 開かれ、今月中におよそ7万人分の反対の署名を提出するとしました。

フォーラムは世界遺産の構成資産の1つ、北口本宮冨士浅間神社や、山小屋関係者などで作る「富士山登山鉄道に反対する会」が開き、同じく反対活動をする3つの団体なども合わせ およそ500人が出席しました。

代表の上文司厚宮司は「登山鉄道反対の輪が広がると良い」とあいさつ。
また顧問を務める富士吉田市の堀内茂市長は、市などが自動運転の実証実験を進めていることなどを挙げ、白紙撤回を求めるとしました。

団体によりますと30日までに全国からおよそ7万人分の反対署名が集まり、今月中にも県に提出するということです。