世界トップクラスとなるグリーン水素の製造・利用拠点が山梨県北杜市に誕生します。

山梨県とサントリーが合意書締結 9月5日 山梨

山梨県とサントリーは、二酸化炭素を排出せずに水素を製造するP2Gシステムを、サントリー白州工場に導入することに合意しました。

合意書を結んだのは山梨県とサントリーホールディングスです。

二酸化炭素を排出せずに水素を製造するP2Gシステム

P2Gシステムは、再生可能エネルギーの電力で水から燃料となる水素を製造する技術で、二酸化炭素は排出しません。

2024年度末に白州工場へ導入予定

今回、山梨県とサントリーはこのP2Gシステムを、2024年度末にサントリー白州工場などに導入し、工場内で使用する燃料を水素に転換することに合意しました。

水素を活用した社会実証も

また、周辺で水素を活用した社会実証などにも連携して取り組みます。

山梨県などは、白州工場かその近くに国内最大となる16メガワット級のP2Gシステムの拠点を新たに設ける考えで、稼働すれば年間1万6000tの二酸化炭素を削減できる見込みだということです。