山梨県が進める富士山登山鉄道構想に対して地元富士吉田市議会の有志が反対の署名活動を行いました。
県が事業化を目指している富士山登山鉄道構想は富士山の来訪者の管理を目的に5合目からの富士スバルライン上にLRT=次世代型の路面電車の整備をめざすものです。

これに対して地元富士吉田市議17人がJR甲府駅前で構想に反対するチラシおよそ1000枚を配布しました。

また署名活動も行い、今後県に提出する予定だという事です。
市議らは構想について富士山は噴火や雪崩の危険性があることや自然環境の破壊につながるとしています。

構想を巡っては県が6月と7月に意見交換会を行いましたが参加者は定員の4割程度にとどまり長崎知事は「反対派の意見が十分に得られなかった」としています。