大規模災害で孤立した地域に小型無人機=ドローンで物資を運ぶ実証実験が山梨県北杜市で行われました。

自動での飛行が導入されています。

北杜市で始まった実証実験は、山梨県と市それに東京のA.L.I.テクノロジーズが行いました。


8月24日は、土砂崩れで国道などが寸断されたという想定で、孤立した地域にドローンが食料と救急セットを届けました。


ドローンは地上150mに上昇し、電線や線路を超えながら約10kmの距離に30分ほどで到着。


ルートを記憶させ自動で飛行させました。


ドローンの飛行時は法律で目視での確認が必要ですが、一部は今年12月に解禁される見通しで、これを見据え24日は目視ではなく、管理システムを使って複数のドローンの飛行をリアルタイムで確認していました。


A.L.I.テクノロジーズ 片野大輔 社長:
常にドローンがどこを飛んでいるのかはっきりと皆様に共有できる、こういったインフラを整えていくことが非常に重要で、そういったものを我々は推進していきたい。


市などは実証実験を重ね実用化を目指すということです。