山梨県内では17日夜、甲府市や甲州市などで激しい雨が降りました。
この影響で甲府市の湯川が氾濫し、一部地域で床上浸水しました。
低気圧や前線に暖かく湿った空気が入りこみ、大気の状態が不安定になった影響で県内各地は17日夜、大雨となりました。

甲府地方気象台によりますと17日午後8時過ぎから1時間の降水量は多い所で、甲府で42.0ミリ、勝沼で47.0ミリの激しい雨となり、勝沼は8月の1時間あたりの降水量が観測史上1位となりました。

また甲府市には一時、大雨洪水警報が出され午後8時半頃、甲府市湯村3丁目で湯川がはん濫しました。
あふれた水は近くの飲食店などに侵入し、床上浸水となりました。

被害にあった食堂の店主:
膝よりちょっと上か、膝ぐらいのところまで(水が)来てたところですね。

またJR中央線は17日夜、雨量計が規制値に達したため、甲斐大和駅から韮崎駅の間で運転を見合わせ運休や最大4時間の遅れが生じました。

現在は通常に運行しています。