山梨県内は18日夕方にかけて、雷を伴って激しい雨が降り、予想以上に雨雲が発達した場合は、警報級の大雨となるおそれがあります。

気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼びかけています。



前線を伴った低気圧が、東日本の太平洋側を発達しながら東北東に進むため、県内は大気の状態が不安定になり広い範囲で雨となっています。

17日夜の降り始めから18日午前11時までの降水量は、南部で85.0mm、山中湖で82.5mm、甲府で40.0mmなどとなっています。



甲府地方気象台によりますと、県内は18日夕方にかけて、雷を伴って激しい雨が降り予想される1時間降水量は、いずれも多いところで、峡南と富士五湖が40mm、中北・東部・峡東が30mmとなっています。

また19日午前6時までの24時間に予想される雨の量は、峡南と富士五湖が150mm、中北・東部・峡東が120mmとなっています。



この雨の影響で、JR身延線は18日昼前から夕方にかけての特急ふじかわ上下合わせて4本を全区間で運休とします。

また教育関係では早川南小と早川北小、早川中、それに身延高校が休校の措置を取っています。



東京電力パワーグリッドによりますと昭和町では1400軒余りが停電となっています。

雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となるおそれがあるということで、気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼びかけています。