小学生から高校生までを対象にした山梨県の健康実態調査で、この10年間で睡眠時間が「6時間未満」の児童生徒が増えていることが分かりました。

この調査は県教育委員会が公立の小学校から高校まで県内全ての児童・生徒を対象に実施しました。

その結果、朝食を毎日食べていない児童生徒の割合が男子は小学3年生から女子は小学5年生から1割を超えることが分かりました。
また睡眠時間はこの10年間ほとんどの学年で「8時間以上」が減少し「6時間未満」が増えている状況が分かりました。

中学1年生男子の結果を2014年度と比較すると「8時間以上寝る」生徒の割合は3分の1に、逆に「6時間未満」は5倍近くになり3割を占めました。

県教育委員会は「夜更かしし、朝食が食べられない児童生徒がいると推察される。家庭とも連携していきたい」としています。