新型コロナの感染が急拡大する中、またも大きな影響が出ています。
この週末、甲府市中心街の夜の人出はまばらで飲食店は再び窮地に追い込まれています。

新型コロナの1日あたりの感染者が県内でも1000人を超えた先週以降、夜の甲府市中心街は閑散としています。
この週末も人出はまばらでコインパーキングも空きが目立っていました。

こちらの韓国料理店、先週から客が激減したといいます。

経営者の女性:
きのう(22日)は午前0時までいたが客は1人も入っていない。
取材したおとといもテイクアウトの注文が数件入っただけでした。

さらに追い打ちをかけているのが…

経営者の女性:
赤字ですよ。電気は使わなくてはいけないし電気料金も高い、暑くてもクーラーを入れない電気料金が怖いから。やりたくないくらい店は
一方、こちらの居酒屋では友人同士で飲みに来る客も。

来店客は:1回(コロナに)かかっているので、株が変わらない限り大丈夫かなと
思って来た。

来店客は:自分で責任もって行動する自分なりに考えて人に迷惑かけないことが大
事かなと思ってやっている。

ただこちらも先週とその前の週を比べると来店客は3分の1に落ち込んでいるといいます。

この日も予約のキャンセルが相次ぎました。
友四郎 志村友四郎社長:
4月5月6月はコロナ前の80%くらいまで戻ったが急な1000人なんてことで、でもこれは仕方ない。

こうした中、訪れる客の意識の変化を感じています。
友四郎 志村友四郎社長:
前ほど客さんが気にしなくなった。コロナに対して。各テーブル全てに消毒液が置いてあるが(これまでは)毎日補充していたが今は1週間に1回くらい。皆さんがコロナに疲れたのか、気にしなくなったというのが現実。

書き入れ時の夏、飲食店は感染が再び急拡大し、先が見通せない状況に大きな不安と焦りを感じています。