新型コロナウイルスは感染がかつてない規模で拡大しています。
山梨県内では22日、929人の感染が確認されました。
3日ぶりに1000人を下回りましたが、非常に高い水準が続いています。

また、今月の感染者はすでに7473人で、これまで月別で最も多かった今年2月の7520人に迫っています。

陽性反応が出て県内の医療機関に入院している人は147人で、重症者はゼロです。
また県内の病床使用率は36.8%で行動制限適用の目安となる50%に迫っています。
続いてきのうまでの1週間の感染者の数です。

県全体では3808人の感染が確認され、前の週の2倍、およそ2000人の増加です。
市町村別で最も多かったのが甲府市で897人、次いで甲斐市の437人、笛吹市の374人などとなっていて、ほとんどの市町村で前の週を大幅に上回っています。
年代別の感染者です。

この1週間は子どもを中心に感染が広がり、10代以下は32%、親世代の40代までを含めると74%に上ります。

なお県内で3回目のワクチンを接種した人の割合は70.47%となっています。