去年、各地で相次いだ太陽光発電施設から銅線ケーブルが盗まれる被害が今年、すでに山梨県内5か所で確認され、被害は17㎞、およそ7000万円に上っていることが分かりました。
盗まれた場所はすべて当時、防犯カメラがなく警察が対策を呼び掛けています。

県警によりますと今年に入って銅線が盗まれる被害が確認されたのは南アルプス市や甲斐市など県内5か所の太陽光発電施設です。

盗まれた銅線はあわせておよそ17㎞で、被害額はおよそ7000万円にのぼります。
被害にあった現場には当時防犯カメラはなく、なかには複数回にわたって盗難被害にあった場所もあり、いずれもケーブルを切断する手口で銅線が盗まれたとみられています。
銅線の盗難は去年1年間に県内で38件、およそ1億8700万円の被害が確認されています。
県警は防犯カメラの設置や機械警備の導入などの対策をとることや、見慣れない車両や不審人物を見かけたら通報するよう呼びかけています。