男性の家事や育児への参画を促す動画コンテストの表彰式が8日、山口県庁でありました。
コンテストは、男性と女性がともに仕事と家庭の責任を分かちあえる社会を目指し県が開いたものです。
高校生や大学生などから啓発動画を募集し、57作品から10作品が入選しました。
最優秀賞に選ばれたのは徳山高校の藤村麻愛実さんと小田和杜音さんが制作した「君もイクメンに!!」です。
徳山高校 藤村麻愛実さん
「無休で賃金がない中でやっているけど、家族が生活する上では家事っていうのは必要不可欠なものだったので、夫婦共に携わりながら協力してやったらいいなと」
徳山高校 小田和杜音さん
「日本は男性の育児の参加率とか家事の参加率が低い方だと思うので、そこを男女が共に協力しあってほしい」
総務省の調査によると、妻は夫に比べ家事や育児に携わる時間が全国平均で4.7倍、山口県は5.5倍です。
県では入選作品をインターネットやSNSで発信し、育児参画への意識を高めていきたいとしています。