山口市で冬の風物詩として親しまれている「寒漬(かんづけ)」づくりが最盛期を迎えています。
のれんのように、垂れ下がっているのは、阿知須の特産品「寒漬(かんづけ)」に使われる、ダイコンです。寒漬づくりは戦後、阿知須地域で商品にならないたくあんの活用法として広まりました。生産者の廃業などで一時、生産が止まりましたが2年前に、農業生産法人「あぐりてらす阿知須」が引継ぎ、本格的に復活しました。
材料となるダイコンは秋の高温の影響で、種の蒔きなおしもしましたが、今期は前年より状態はよいということです。仕込むダイコンはおよそ3万本。塩付けされていた大根をつるして、寒風にさらす天日干し作業が行われていました。つるされた大根はおよそ3か月ローラーで薄くのばしながら天日に干していきます。
(株)あぐりてらす阿知須 長尾智美取締役
「寒漬の香りと歯ごたえって他にはない独特の風味と歯ごたえなので、そこを味わって感じてほしいなと思ってます。生産者も少なくなったので、機会があれば手に取って食べていただたいなと思っています」
この後、陰干しなどを経て、醤油や砂糖、みりんなどで「本漬け」され、5月には「道の駅きららあじす」や「道の駅あいお」などに並びます。













