本格的な夏を前に、山口県山陽小野田市で22日、中学生が浴衣の着付けを体験しました。

体験したのは小野田中学校の2年生で、県和裁技能士会の会員4人と地域の人8人が指導しました。ポイントは襟を合わせるとき、左右をまちがえないことや、腰の結びひもをしっかり締めることだということです。自分で着付けをするのは初めてという生徒も多く、真剣に取り組んでいました。

初めて着付けをした中学生
「帯の結ぶところが複雑で難しかったです」
別の中学生
「浴衣を着て花火大会に行きたいです」
県和裁技能士 会亀井洋子会長
「着物離れが進んでいますので、浴衣を通して着物の良さとか、もうちょっと身近に感じてもらえたらいいなと思います」

小野田中学校では今後も、日本の文化を学ぶ機会を作りたいと話しています。