前防衛大臣・岸信夫さんの辞職に伴い行われる衆議院山口2区の補欠選挙を巡り、自民党山口県連は、岸さんの長男、信千世さん(31)を公認候補として推薦することを決めました。

自民党県連の常任総務会が開かれ、衆議院山口2区の補欠選挙に前防衛大臣・岸信夫さんの長男・信千世さんを公認候補として推薦することが決まりました。

県連は、2月6日から15日まで募り、「若干名」の応募があったとしましたが、具体的な人数は明らかにしませんでした。
書類審査と面接で選び、2月20日付けで党本部に申請しました。

衆議院山口2区補選公認推薦候補岸信千世さん
「父の世代からこの山口2区という地域をですね、秘書としても携わって参りまして、情熱を持ってこれから地域のために、国のために一生懸命働いて参りたいと、そういった事を訴えさせて頂きまして」
岸信千世さんは東京都出身の31歳で、テレビ局に勤めたあと2020年10月に父・信夫さんの秘書に就きました。
自民党県連 友田有幹事長
「憲法改正それから党勢拡大、主要政策についてもしっかりしたお考えをお持ちの方だという事で判断させて頂きました」

一方の野党側です。
「市民連合@やまぐち」と野党の県内組織は、統一候補の擁立に向け調整していますが難航しています。

当初、2月26日の市民連合の総会までの擁立を目指していましたが、難しい状況ということです。
立候補予定者説明会が3月10日に予定されていて、時間がないなかでの協議が続いていますが、統一候補擁立を断念することになれば、共産党県委員会は独自の候補を立てる構えです。

また、立憲民主党県連も独自候補の擁立に向けて動いています。

安倍元総理の死去に伴い行われる山口4区とのダブル補選となります。4月11日告示、23日投票の日程で行われる予定です。













