レトロな客車と、蒸気機関車による動輪の響きが特別な体験をもたらすSLやまぐち号。
このSLやまぐち号の代名詞とされるのが、「貴婦人」の愛称で親しまれるC57です。
修理のため退いていたC57が、6年ぶりにJR山口線に戻ってきます。
10月3日からの運行を前に、報道関係者向けの試乗会が行われました。
山口県山口市のJR新山口駅のホームに、SLやまぐち号が入線してきました。
客車から後ろ向きに入ってくるため、C57の姿は見えません。
tys テレビ山口・亀井晴加アナウンサー
「SLやまぐち号がホームに入ってきました、間近で見るとすごく迫力がありますよ」

6年ぶりにJR山口線に戻ってきたC57。
89年前に製造された機関車は、細部まで磨かれています。

亀井晴加アナウンサー
「こちらがSLやまぐち号です。この黒の車体が大変美しくて、そしてこの石炭の香りと力強い音がホームいっぱいに広がっています」
C57は2020年10月に走行不能となり、京都の整備工場で長い眠りについていました。

すでに手に入らなくなった部品を一から作り直すなど修理は困難を極めました。
「貴婦人」の姿をカメラに収めようと、沿線の撮影ポイントには、多くの鉄道ファンが詰めかけていました。

亀井晴加アナウンサー
「すごい。外の空気をたくさん吸って肌で感じることができます。すごく気持ちいい」
客車の後ろからデッキに出ると、自然豊かな景色を楽しむことができます。

C57の復活はJRの大型観光キャンペーン・山口デスティネーションキャンペーンの呼び物の一つです。
JR地福駅に到着しました。
蒸気機関車は、石炭をくべてその熱で蒸気を作り走行します。

列車の車窓には、手を振る人たちが次々と現れては消えていきます。
SLやまぐち号が多くの人に愛されていることが、よくわかります。

神奈川から
「かっこいいですね、いま、ヘッドマークついてないんで、なかなかそういう機会もない」
福岡から
「6年間走ってなかったんで、その分のにおいと音と存在感が違うなって思いました」
急勾配も直線も…
さまざまな場所を走り抜け、「貴婦人」は津和野に到着しました。

下関総合車両所 新山口支所 原田進吾 車両整備士
「長い間お待ちいただきましてありがとうございます。今回山口デスティネーションキャンペーンも始まりますので、少しでもJR山口線から盛り上げて、全国から足を運んで、山口を盛り上げていけたらいいなと思っております」
多くの人が復活を待ちわびたC57のSLやまぐち号。

6年ぶりの運転は、10月3日からです。













