山口県萩市の山間部と離島の中学生が30日、秋の味覚の王様・マツタケを収穫しました。
マツタケ狩りをしたのは、萩市のむつみ中学校と離島の大島中学校の生徒です。むつみ中の生徒は毎年、マツタケ狩りをしていますが、今年は山と海の学校で互いの文化を学び交流しようと、一緒に取り組みました。
大島中学校の生徒
「大島は魚がとれるんですけど、むつみはマツタケがとれるんで、いいところだなと改めて実感しました」
むつみ中には3.7ヘクタールの学校林があり、今の時期になるとマツタケが出てきます。自然との関わりを学ぶため生徒が下草を刈るなど年に3回、手入れをしています。
マツタケはアカマツの木の根元に生えます。生徒は落ち葉をかき分けて秋の味覚を探しだし、丁寧に摘み取っていました。
収穫したマツタケは23本、1キロです。1本も取れない年もあることから、生徒は笑顔いっぱいでした。
むつみ中学校の生徒
「こんだけ取れたなら、みんなもうれしい気持ちかなと思って今とてもほっとしている気持ちです」
大島中学校の生徒
「他校との関わりもできて、高校に行ったときとかにまたこの交流がつながっていくのですごくうれしいです」
豊かな自然の中で友情も深めたようです。マツタケは2つの学校で分け、大島中では給食で味わうことにしています。



 
   
   
  




 
        
      




