山口県美祢市で6日、とびっきりの甘さが魅力の「西条柿」の出荷が始まりました。

美祢市美東町では1989年から「西条柿」の栽培に取り組んでいて、現在は11戸が2ヘクタールで栽培しています。

選果場で出荷規格の目合わせをしたあと、選果と箱詰め作業が始まりました。

春の遅霜や、夏の高温で生育が心配されました。秋になって生育が進んで上質の柿ができ、例年より収穫が増えそうだと期待されています。

「西条柿」は渋柿のため、ドライアイスで渋抜きをして出荷します。糖度は18度から20度で一般的な柿よりも甘いのが特徴です。

JA山口県美東西条柿生産部会 白石一隆部会長
「10月中旬ごろになるとほんとの柿の味が出てきますので、デザートとか気軽に食後とかおやつ代わりに食していただければありがたいと思っております」

今シーズンは県内向けに7トンの出荷を目標にしています。