警察官をかたる詐欺で、山口県周南市の高齢女性が現金1250万円などをだまし取られました。

被害にあったのは、周南市の無職の80代の女性です。

警察によりますと今年6月、女性の自宅に警視庁の警察官を名乗る男から「あなたの口座などが東京で悪用されています」と電話があり、捜査するために新たに口座を開設して入金するよう言われました。

話を信じた女性は、指示通りに新しい口座に現金500万円を入金。その後、キャッシュカードや通帳をポストに入れるように言われ、だまし取られました。また、追加で同じ口座に750万円の入金を要求され、合わせて現金1250万円をだまし取られたということです。

警察は「お金を調査するので渡してほしい」と言われたときは詐欺を疑い、警察に通報するよう注意を呼びかけています。