山口県警下関署は19日、孫をかたるオレオレ詐欺で下関市内に住む無職の女性(80代)が現金100万円をだまし取られたと発表しました。
警察によりますと8月1日、女性の自宅の固定電話に孫を名乗る男から「盆以降に証券会社から投資の配当金が入る」「税金を支払わなければならないから100万円を貸してほしい」などと電話がありました。
話を信じた女性は、自宅近くの路上で証券会社を名乗る男に現金100万円を手渡しだまし取られました。
女性が盆に帰省してきた親族に相談し、詐欺の被害が発覚しました。
警察は詐欺事件として捜査を進めていて、家族を名乗る人から電話で「お金の準備をしてほしい」と言われたら本人かどうかを確認し、1人で判断せずに家族などに相談してほしいと注意を呼びかけています。