夢のパイロットへ、新たな1歩を踏み出します。
航空自衛隊の航空学生の卒業式が防府北基地でありました。
航空自衛隊の航空学生課程を卒業したのは、全国各地から集まった59人です。
2年間、寮生活を送りながら航空機の操縦に必要な訓練をしてきました。

有川侠丞・飛行幹部候補生・3等空曹
「操縦者になるという夢の実現のためまたいち早く戦力となりそれぞれの持ち場で世のため人のために活躍できるその日のためにこれからも精進して参ります」
山形県出身の渡邊玲奈さんは、小学生のころから飛行機が好きで「大空を飛びたい」とパイロットを志すようになりました。
渡邊玲奈・飛行幹部候補生・3等空曹
「これから今までよりも厳しい道が続くと思うんですけどまた頑張っていきたいと思っています」「国や国民を守れるパイロットになりたいと思っています」
式が終わると在校生が卒業生を送り出します。
重さ4キロほどの小銃を自在に操る「ファンシードリル」。また先輩パイロットが操縦する航空機も集まり、門出を祝いました。
今後、卒業生の多くは飛行幹部候補生として本格的な訓練を行い、最短で4年後にはパイロットとして活躍することになります。