山口市の三大祭りの1つ、山口祇園祭の初日を華やかな音色で彩ります。
「祇園囃子」の練習が始まりました。
5月11日、ニューヨークで開催されたジャパンパレードに参加した山口市。
山口祇園囃子保存会のメンバーが山車に乗って、「祇園囃子」を披露しました。
ジャパンパレードに参加したメンバー
「緑があって公園があって、反対はマンハッタンの高層ビル街ずっと、結構広い感じで、気持ちよく演奏することができました」
ジャパンパレードに参加したメンバー
「(他の参加者は)日本の踊りをされたりとか、いろいろあったんですが、わたしたちすごく特別な感じで、本格的に演奏ができているっていうのは、なかなかなかったかなと」
ニューヨークでも披露した「祇園囃子」は、山口祇園祭の初日に演奏され、みこしが通る道を清める役割を果たします。きのう、祭りに向けた最初の練習が行われ、小学生から70代までのおよそ20人が集まりました。
「祇園囃子」は、太鼓や笛、鉦と呼ばれる楽器を使って演奏します。祭りでは「日和神楽」「月」「立田」の3曲を披露することになっていて、参加したメンバーで繰り返し練習しました。
参加者
「ことしは例年よりも、たぶん、たくさんのお客様がお見えになるので、たくさん練習してこの音色をたくさんの方にお届けできたらなと思います」
参加者
「恥ずかしいのもあるけど、1人でも多くの友達とかに知ってもらったり、広められたらいいなと思います」
これから祭り本番まで、毎週、練習を重ねます。
祇園囃子伝承者 真庭宗雄 代表
「7日7夜のお祭りの最初の最初の出だしでございますから、そのお役目をいただいたということで、頑張ってまいりたいと思いますので」
ことしは新調した浴衣で臨む予定です。
山口祇園祭は7月20日から27日まで、山口市の八坂神社や中心商店街で行われます。