早期アルツハイマー病の進行を抑える効果があるとされる新しい治療薬の投与が山口県柳井市で始まりました。
アルツハイマー病の原因物質とされる「アミロイドβ」に働きかけて脳に溜まるのを防ぎ、病気の進行そのものを抑える効果が期待されています。
県が指定する認知症疾患の専門医療機関、柳井医療センターで治療の条件に合う70代の女性患者に投与が始まりました。
国立病院機構柳井医療センター 宮地隆史院長
「これまでの症状を改善するのみの治療薬から元のほう、原因の上流にあたるところの治療をするという考え方でいくと今後の治療効果はさらに期待はできると思います」
適用されるのは早期のアルツハイマー病や軽度の認知症や認知障害と診断された患者です。
このほかにも薬を適用できる患者の条件や投薬治療ができる施設に厚生労働省の細かいガイドラインがあるほか、2週間に1度の投薬を1年半続けなくてはならないことや値段が高価なことなど課題もあります。
国立病院機構柳井医療センター宮地隆史院長
「実際にこれまでに比べて効果がある、何年か症状進むのが遅れてきてその間に有意義な生活ができるそういうことが本当に出てくるのであれば有用な治療とそう考えていくべきだと思います」
山口県医師会によると県内では柳井医療センターも含めて5つの医療機関で治療が可能ということです。













