山口県山口市内の高齢者施設で、感染性胃腸炎の集団発生がありました。
県によりますと、発生したのは2月15日で、18日までの間に入居者15人、職員6人の合わせて21人に下痢やおう吐、発熱の症状が出ました。
重症者はいませんでしたが、うち3人がノロウイルスに感染していました。
山口環境保健所は16日に、消毒方法などの衛生指導を行ったということです。
市内では今月2件目の発生です。
感染性胃腸炎の発生は主に冬に増加し、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などは重症化することがあるので注意が必要とされています。
排せつ物やおう吐物が主な感染経路ということで、県は、帰宅時や食事の前、トイレの後の手洗いなど感染予防の徹底を呼びかけています。