本場、下関のフグが宮家に献上されるのを前に、調理の様子が公開されました。
宮家へのフグ献上は、下関市のフグに関係する会社でつくる「協同組合下関ふく連盟」に加盟する9社が、持ち回りで毎年行っています。
36回目となることしの担当は、水産会社「道中」で、フグをさばいて34年の工場長、福光幹秀さんが刺身をひきます。
南風泊市場に水揚げされた天然もののトラフグを薄く切り、直径33センチの皿に丁寧に並べて伝統の「菊盛り」に仕上げました。
道中 福光幹秀工場長
「伝統と品質にこだわり、皇室にふさわしい料理を作るよう心がけました。また、皇族の方々に今が旬の下関のトラフグをおいしく召し上がっていただけたら幸いです」
フグはあさって、赤間神宮でおはらいを受けたあと、空路で4つの宮家へ届けられます。













