11日から始まる春の交通安全県民運動を前に、10日、山形市で出発式が行われました。

春は交通ルールに不慣れな新入学児童や、車を運転し始める新社会人などが多いことから、県では毎年、交通安全県民運動を行っています。
10日は県庁で出発式が行われました。
今年は期間中、歩行者やドライバーが交通ルールを守ることや、自転車のヘルメット着用を呼びかけていくということです。
そして今年は4年ぶりに、児童の代表が交通安全の誓いを述べました。
交通安全の誓い・山形市立第五小学校の児童「左右をよく見て安全を確認してから道路を渡ります」

県内の今年の交通事故による死亡者数は9日までに12人で、去年の同じ時期に比べて8人多くなっています。

この時期は日が長くなり、高齢者が夕方出歩くことも多くなることから、県では、高齢者への呼びかけも強化していきたいとしています。
県消費生活・地域安全課 五十嵐欣也さん「特に高齢歩行者の方夕暮れから夜間にかけては夜光反射材をしっかりつけていだいて目立つ服装での外出などもお願いしていきたい」
「春の交通安全県民運動」は11日から今月20日まで行われます。








