1604年に創業した山形市の老舗山形鋳物メーカーが、先月31日に事業を停止したことがわかりました。自己破産を申請するとみられます。

負債はおよそ3億8000万円に上っています。

帝国データバンクによりますと、山形市の「(株)菊地保寿堂」は、1604年に創業し、1948年7月に法人改組された山形鋳物メーカーです。

伝統的な山形鋳物の手法で、鉄製ティーポット(急須)や鉄瓶などの茶器、フランパンなどの調理器具の製造を行っており、特に日本古来の鉄「和銑(わずく)」を用いた鋳物製品づくりで有名でした。

長らく伝統工芸品の製造を中心としていた山形鋳物で、モダンなデザインを取り入れたことが評価され、海外では美術品として扱われるなど海外市場での人気の高まりもあり、2014年3月期には年売上高およそ1億5900万円を計上していました。