ロシアの軍事侵攻が続くウクライナから米沢市に避難してきた男性が、きょう(28日)、中川市長と対面し感謝の気持ちを伝えました。
ウクライナから避難してきたマレンコヴ・セルギーさん。

先月、がんが見つかりましたが、現地は停電や薬不足で治療に必要な環境にないことから、先月26日、息子のヴラッディスラヴさんが避難者の支援員として働く米沢市へと避難してきました。
ウクライナから避難してきたマレンコヴ・セルギーさん
「ご支援をいただき、ありがとうございます」

きょう(28日)は中川勝(なかがわ・まさる)市長を訪ね、今年初めて、息子夫婦の子どもと対面したことや、故郷には現在も避難を必要とする人がいることを話しました。
ウクライナから避難してきたマレンコヴ・セルギーさん
「(戦争で)故郷は電気もないし水道もないので、(米沢に)来てよかったです」

米沢市での生活も1か月。
お気に入りのものもできたようです。
「米沢牛、食べました?」
「おいしい!米沢ビーフおいしい!」

そしてセルギーさんから、感謝の気持ちを込めた手作りの壁飾りが贈られ、中川市長は、今後も需要があれば避難者を受け入れたいと応じていました。
