なぜ山形県のガソリンは全国一高いのか
今回の異常な高騰の背景には、国際情勢による原油高に加え、山形県が抱える特有の流通・販売構造が大きく影響しています。県によりますと、主な要因は以下の3点です。
○輸送コストの負担: 県内には酒田に小規模な油槽所しかなく、内陸部のガソリンスタンドは主に宮城県からタンクローリーで輸送しているため、多額の輸送経費が上乗せされています。
○小規模事業者特有の仕入れ構造: 県内の小規模な販売店は、元売会社から直接ではなく「特約店」を経由して仕入れているため、中間コストが発生しています。
○価格競争が起きにくい市場環境: 県内は地元資本の小規模事業者が多く、1店舗あたりの販売量が少ないため、利益を確保するために一定の価格設定が必要です。また、全国展開する大規模店や格安のプライベートブランド店が少ないことから、他県に比べて価格競争が激しくないことも要因とされています。








