■子育ては

深刻なのは子育て環境に対する考えです。 理想とする子どもの数は「2人」または「3人」がそれぞれ4割を超えていますが、実際には理想の人数を産めないという人が多く、その最大の理由は「子育てや教育にお金がかかりすぎる」という経済的な不安でした。 県の子育て環境に満足していると答えた人は、全体の25.9%に留まっています。

吉村美栄子知事がよく口にする「子育てするなら山形県」とは、ほど遠い実態です。

豊かな自然や食という強みがある一方で、交通インフラや経済的な支援については、県民から厳しい視線が注がれている山形県。県は今回の結果を、今後の施策や予算案の策定に反映させていく方針です。