山形県鶴岡市の老舗ミニデパート「南銀座 池田」が173年の歴史に幕を下ろしました。営業最終日のきのうは大勢の人が訪れ、最後の買い物を楽しんでいました。

鶴岡市の中心部にある「南銀座池田」は、1852年に古着店として創業。その後「池田呉服店」として、婚礼衣装や嫁入り道具の販売で業績を伸ばしました。

しかし近年では、メインターゲットの高齢化などで売り上げが落ち込み、長い歴史に幕を下ろすこととなりました。

営業最終日のきのうは、開店前から多くの常連たちが訪れ、列を作りました。

開店前に並んでいた人「車だろ?今のうち持っていけ」

店舗の入り口には自由に持ち帰ってもいいお店の備品などが並んでいます。

開店前に訪れた人「利用している、ここがメイン。着物買ったり服の質がすごくいい」

「百何年か続いたからさみしい気もする。こういう時代だからしょうがない」