「雪かなんかが落ちた音に聞こえた」

後に女性は家族にその時の音をこう話した。

見晴らしのいい場所に立った1本の柿の木の近くで女性が聞いた、“雪が落ちてきたような音”…。

音の正体は、クマだった。

状況からクマは柿の木の上にいて、女性が木の下にいるときにおりてきたとみられる。

体長はおよそ1メートルだった。

女性はクマに襲われた。