山形県内最新のインフルエンザの患者数は前の週の2倍近くとなり急増しています。
学校の休校なども相次いでいて、先週はこども園や学校のべ70校で休校や学年閉鎖などの対応がとられています。
県衛生研究所によりますと、今月3日から9日までに県内39の定点医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、前の週より431人増加し1028人でした。
一定点医療機関あたりでは26.36人で目安とされる10人を大きく上回り県全体で注意報レベルとなっています。

保健所別では置賜保健所で320人、村山保健所で308人、庄内保健所で142人、最上保健所で140人、山形市保健所で118人となっていて、置賜と村山、最上保健所では警報レベル。庄内と山形市保健所では注意報レベルとなっています。

確認されたインフルエンザ患者1028人のうちA型は1015人、B型は13人でした。
インフルエンザの流行で教育現場にも影響が出ています。
県によりますと先週、集団感染により県内のべ70のこども園や学校で休校や学年閉鎖などの対応がとられました。
内訳は休校が5校、学年閉鎖が26校、学級閉鎖が39校となっています。

インフルエンザは例年11月ごろから患者数が増え3月まで流行が続くとして、県は引き続き手洗いの徹底など感染拡大に注意を呼びかけています。








