■ヤブの中からクマが突然...

さらに、鶴岡市ではきのう昼ごろ、清水新田の住宅の敷地内で体長60センチほどのクマ1頭が確認されました。

猟友会や警察が現場を確認していたところ、ヤブの中からクマが突然、現場の関係者に向かってきたということです。

そのため、現場で警察官が猟友会に発砲を命じ、猟友会が発砲してクマを駆除しました。

また、24日の未明には、米沢市古志田町の神社で壁が壊される被害がありました。

この日、神社の付近で体長およそ1メートルのクマが1頭目撃されていて、このクマによる被害とみられています。

クマは壁の中にあるハチの巣を狙ったとみられています。

県によりますと、今年県内でクマが目撃された件数は、今月19日時点で1673件にのぼっています。

秋は、冬眠に向けてクマが活発に活動する時期となっていて、県や警察などがクマが目撃された場所や山を歩く際などは周囲に注意するよう呼びかけています。