■子グマと思われた影は岩だった

市や警察、猟友会は子グマがいる可能性があるとしてけさも捜索を続けていましたが、現場の状況からドローンで撮影された子グマと思われた影は岩であったことがわかり、クマは1頭だったと結論づけられました。

きのうは近藤洋介市長が現場を訪れ自治体の判断で発砲できる緊急銃猟の許可が出されましたがクマがワナに入ったため発砲はされませんでした。



近藤洋介 米沢市長「今回はやぶを背景にしたところであったり、2階から撃ちおろすことができるということもあり、安全であるという判断を下した。しかし、現実には、必ずしもこういう場所で判断が下せるかというと非常に課題も大きい」

今回街に出没したクマは捕獲されたものの、米沢市内ではほかの場所でもクマの目撃が相次いでいて市は市民に対し夜間や早朝の外出を控えるよう呼びかけています。