■クマとの「一部始終」
クマに襲われた 和田史郎さん「1メートル半ぐらい手前に来たらクマだというのが分かりまして」

※画像 状況を話す和田さん
こう語るのは、10日にクマに襲われケガをした和田史郎さんです。体には、クマに襲われた際のキズが生々しく残っていました。

クマに襲われた際の傷は、鋭い爪でえぐられたような状態になることもあると言います。和田さんの傷は比較的浅く、こうしてお話もできたことから、幸運だったと言えるのかもしれません。
警察などによりますと、和田さんは10日、地区の夏祭りから帰る途中の午後9時半ごろ、体長およそ1.5メートルのクマと遭遇し、頭や左の頬などをひっかかれました。

現場が衝撃的です。なんと戸沢村役場から西におよそ200メートルの住宅地。現場に行ったことのある人なら分かるでしょうが、周囲が山とはいえ本当に村の中心部、住民が常に行き来するような場所です。ただし夜は街灯がなく、どうしても暗くなってしまう路上でした。
