けさ、山形県東根市の山形空港の滑走路にクマが出没しました。

クマは空港の敷地内に居座り、滑走路が終日閉鎖される事態になっています。

現場には箱ワナが設置され、関係者がクマの捕獲を試みています。

こちらは昼頃にTUYのカメラが撮影した映像です。空港の滑走路をクマが横断しています。

滑走路付近を走り回る姿も確認できました。

警察や空港関係者によりますと、きょう午前7時ごろ東根市の山形空港の滑走路に
クマがいるのを空港職員が発見しました。

クマは体長1.2メートルほどの1頭で滑走路南側を歩いていたということです。

その後クマが行方をくらませたことから空港は滑走路を一時閉鎖し、安全確認を行ったうえで飛行機の運行を再開しました。

しかし、昼頃になって再びクマが姿を現し、空港敷地内を移動しているのが確認されたことなどから滑走路は終日閉鎖され、発着便8便が欠航となりました。

空港の利用者「ビックリしましたよ。この2人は大阪で私は奈良まで。こういう経験は初めて」

山形空港事務所 永井彰 副所長「まだ空港の中に明らかにクマがいるということで午前11時55分から滑走路を1日閉鎖しました。(今後の運行は)状況を見ながら判断しようと猟友会とも話をしている」

午後になって空港には猟友会も呼ばれ滑走路付近に箱ワナを3つ設置しました。

あす朝、箱ワナの状況を確認するということです。

現在、山形空港事務所では関係者が集まり会議が開かれていて、今後の対応を検討しています。