11日、山形県小国町の飯豊連峰で女性が遭難し、その後発見、救助されました。女性の救助は「助けて」という声を聞いた人からの通報がきっかけでした。
警察によりますと遭難したのは、群馬県の介護職員の女性(52)です。
警察によりますと、10日午前11時45分ごろ、小国町小玉川にいた人が「助けて」という女性の声を聞き、自身のライングループに警察に通報を頼む内容を載せました。それを見た知人が警察に通報し、警察が午後2時すぎに山に入り捜索をはじめました。
午後3時半すぎに警察に、飯豊山荘で合流予定の友人が合流できていない旨の連絡が寄せられ、遭難事案と判明しました。その後のきのう捜索では女性は見つからなかったということです。
11日の午前5時前から、小国警察署と県警山岳救助隊、小国町山岳遭難救助隊が11名体制の捜索隊を編成し捜索したところ、午前6時25分に小玉川付近で女性を発見し、命に別状はないことを確認しました。
女性は斜面を滑落していて、「寒い」「痛い」などと言って動けなかったため、昼過ぎに県のヘリコプター「がっさん」