布川ゆうじさんを紹介する展示会が3日から酒田市で開かれています。


酒田市出身の布川ゆうじさんは、
1960年代から日本のアニメ業界に関わり、
1979年に日本を代表するアニメ制作会社、スタジオぴえろを作りました。
そして「ニルスのふしぎな旅」など数々の有名作品を手掛けてきました。


会場には、「こち亀」の作者、秋本治さんがこの展示会のために書いたイラストや、
ガンダムのデザインで知られる大河原邦男さんが酒田の獅子頭をロボット風に
描いたイラストなどが飾られ会場に華を添えています。

そして、ニルスのふしぎな旅の絵コンテや、
ガッチャマンやタイムボカンシリーズのセル画など
布川さんが関わった作品のコレクションなどが展示されています。
なかなか見ることのできない
直筆の絵コンテなど貴重な資料も多数あって、訪れた人は興味深く眺めていました。
また3日は、布川さんの半生を描いた映像作品も上映されました。
訪れた人
「東京にでるとか何がやりたいっていうのは考えているんですが
刺激になりました」
スタジオぴえろ 原田麻衣子さん
「先週から体調を崩してきょうは来られなかったんですが
この展示を通して父の仕事の功績を皆に知っていただけたらうれしいです」
布川ゆうじの仕事展は
酒田市立図書館で11月18日まで開かれています。







