山形市で少女が誘拐されその後上山市の山間部のテント内で遺体となって見つかった事件。
現場からは練炭がみつかっています。
未成年者誘拐の容疑で逮捕された福島市の男は、過去に男女4人に対し自殺の手助けをしたなどとして逮捕されていて、それらの事件には男がテントや練炭を準備していたものもありました。
この事件は、去年9月2日、福島市の無職、岸波弘樹(きしなみ・ひろき)容疑者(36)が、10代の少女を山形市内で連れ去り誘拐した疑いで今月13日に逮捕されたものです。

少女は連れ去られてから3週間後に、上山市の山間部にある空き家の裏手で、テントの中で一部白骨化した状態で発見され、近くには使用済みの練炭がありました。

捜査関係者によりますと、岸波容疑者は少女を連れ去ったことなどについては「身に覚えがある」などと話しているということです。

また、岸波容疑者は山形市で少女と合流した後、少女を連れて車で上山市の遺体の発見現場近くまで行ったとみられています。

少女と岸波容疑者との接点は、SNSだったとみられています。