保護者から集めた学校徴収金などからおよそ120万円を着服したとして、県はきょう、特別支援学校の学校職員の男性(20代)をきょう付で懲戒免職処分としました。
「誠に申し訳ございません」

およそ120万円を着服したのは置賜地方にある特別支援学校で学校職員を務める20代男性です。
男性は去年11月から今年3月にかけて学校の窓口で保護者から現金で納付を受けた学校徴収金の一部を複数回にわたり持ち出したり、学校の金庫から現金を持ち出したりしていたということです。

男性は着服について認めていて、遊興費や借金の返済に使ったと話しているということです。

これをうけ山形県教育局では男性をきょう付で懲戒免職処分にしました。

県は再発防止策として学校内で現金を取り扱わない原則を厳格化するため窓口などで現金を受け取らないようにするとともに、インターネットバンキング及び法人向けクレジットカードを導入するとしています。
また今回、県は管理監督責任があるとして50代の校長と60代の学校職員を減給10分の1、3か月の処分としました。
