全国的に増加している「リンゴ病」の患者数について、県内は5週連続で警報レベルとなっています。

県衛生研究所によりますと、今月5日から11日までに県内26の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」の患者数は84人でした。

前の週より5人減少しましたが1定点あたりの患者数は3.23人で、県内全体で5週連続で警報レベルが続いています。

保健所別では、村山で44人、山形市で14人、庄内で13人などとなっていて、最上を除くすべての保健所管内で警報レベルとなっています。

「リンゴ病」は微熱やかぜの症状などが出て両頬に赤い発疹が出るのが特徴で、子どもに多くみられます。

県は引き続き、石けんでの手洗い、換気、適切なマスクの着用など感染対策を呼びかけています。