山形県鶴岡市の牧場にきょう牛たちの元気な声が戻ってきました。

ここは鶴岡市羽黒町の月山高原牧場です。毎年この時期に、庄内地域の農家から牛を預かり、秋にかけて放牧しています。

きょうは、繁殖用のメス牛79頭が体重測定や健康状態の確認が行われたあと、新緑の広がる広大な牧場に放たれました。

月山高原牧場では、来週以降も牛の受入れがあり、今年度はおよそ120頭の牛が放牧される予定だという事です。

牧場に放たれた牛は、早速、草をもりもり食べ、牧場を歩き回っていました。

月山畜産振興公社 伊藤英喜 事務局長「農家の大切な牛をお預かりしている訳でありますので事故とか怪我とかなく、農家が求める効果が十分発揮される形で、お返しできるように努めていきたい」

牛の放牧は10月下旬まで行われ、それまでの間、職員たちが健康確認などを行い
牛たちを見守っていくという事です。