女性に売春をさせたほか暴行を加え、その女性が出産した赤ちゃんの遺体を遺棄するようそそのかしたとして、一審で懲役4年の判決を言い渡された男が控訴したことがわかりました。

一審で懲役4年の判決を受け、控訴したのは碓井康哲被告(34)です。

一審の判決によりますと、碓井被告は自宅に女性を住まわせて売春させたほか、暴行を加えるなどしたとされています。

また、その女性が赤ちゃんを産んだことを伝えてきた際に、遺体を遺棄するようそそのかし、遺棄させたとされています。

裁判では碓井被告は、「身に覚えがない、事実無根」として無罪を主張していましたが、山形地方裁判所は事実関係を認め、検察の懲役5年の求刑に対し、懲役4年、罰金30万円の有罪判決を言い渡していました。

山形地裁によりますと碓井被告は、一審の判決を不服として、判決公判が行われた先月24日付けで即日控訴したということです。

碓井被告は「魔術師協会の牛尾ひでき」を名乗るなどして、女性をそそのかしたとされています。