山形県遊佐町などの米農家がJA庄内みどりに対し、未払い分のコメの販売代金の支払いを求めていた裁判で、きょう和解が成立しました。
原告団 佐藤清 団長「和解による解決を決断しました」

この裁判は、コメの委託販売をめぐって庄内地域の米生産者らおよそ130人が、契約にない経費を差し引かれていたとして、JA庄内みどりに対しておよそ9800万円の支払いを求めていたものです。

農家たちが提訴したのは2016年で、これまで原告団はJA庄内みどりに対し、未払い金の支払いのほか、約定に沿った精算方法と組織の体質改善なども訴えていました。

裁判は今年1月に結審し今月25日に判決が言い渡される予定でしたが、きょう(23日)和解協議が行われ、和解が成立しました。
