こどもに多く見られる「リンゴ病」の患者数が増加していて、県内では6年ぶりの警報レベルとなっています。

県衛生研究所によりますと、今月7日から13日までに県内26の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性赤斑(でんせんせいこうはん)」いわゆる「リンゴ病」の患者数は68人で、前の週より30人増加しました。



1定点あたりの患者数は2.62人となり警報レベルの2.0人を超えました。

警報レベルとなるのは2019年以来、6年ぶりです。



保健所別では村山保健所で46人、山形市保健所で9人、置賜保健所で8人となり、いずれも警報レベルとなっています。

「リンゴ病」は微熱やかぜの症状などが出て、両頬に赤い発疹が出るのが特徴で、子どもに多くみられます。

飛沫や接触により感染するため、県では引き続き、石けんでの手洗い、換気、適切なマスクの着用など感染対策を呼びかけています。