続いて、感染症情報です。
山形県内最新の新型コロナウイルスの患者数は163人で、2週連続で増加しています。
また「りんご病」の患者数は前の週より減少しましたが、依然として県内3つの保健所管内で警報レベルが続いています。
県衛生研究所によりますと、先月31日から今月6日までの1週間に県内40の定点医療機関から報告があった新型コロナウイルスの患者数は、前の週より25人多い163人でした。
1定点あたりの患者数は4.08人です。
保健所別では、村山保健所で46人、置賜保健所で45人、庄内保健所で31人などとなっています。

また、県内25の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑」いわゆる「りんご病」の患者数は38人で前の週より2人減少しています。
しかし、依然として県内の3つの保健所管内で警報レベルが続いていて、保健所別では村山保健所で17人、山形市保健所で7人、置賜保健所で13人となっています。

「りんご病」は微熱やかぜの症状などがみられ両頬に赤い発しんが出るのが特徴で、0歳から9歳の子どもに多く発症するとされています。
県では引き続き、石けんでの手洗い、換気、適切なマスクの着用、室内では適度な湿度を保つことなど、感染対策を呼びかけています。
