山形県内トップを切ってきょう、鶴岡市内3つの中学校で卒業式が行われました。

鶴岡市の朝日中学校は旧朝日村全域が学区となっていて、10キロ近く離れた場所から通学する生徒もいます。

卒業生は31人。67回目となる卒業式には在校生や保護者らが集まり生徒たちの新たな門出を祝いました。

これまで6000人以上の卒業生を輩出してきた朝日中学校。しかし少子化の波で来年度の新入生は17人と年々少なくなっています。

朝日中学校では生徒会の取り組みのひとつに「貢献」を掲げて、地域が抱える課題解決のために積極的に地元の人たちと交流を図ってきました。

鶴岡市立朝日中学校 秋山尚志 校長「(生徒が)自分が掘り下げた地域課題対策を堂々と述べた姿にその決意を感じた。自分自身を深堀する。そうした姿勢が将来の目標を実現したり周りの人が安心して生活できる社会の土台を築くことに繋がると確信している」